優れたトラックマンは、馬の状態を見極める能力を持っているだけではありません。状態を見極めた上で、ほんの少しの違いを見抜き、的確にトレーナーに質問できる技術が必要です。さらに、そうした取材力はもちろん、厩舎関係者と個人的なつき合いもできるという、人間関係の構築力も不可欠。当所契約のトラックマンはこれらすべてを持ち合わせています。
当所所属の情報収集担当者は、競馬界に携わっている人達と太いパイプを持っています。その範囲は広く、馬を預かる調教師はもちろん、競馬界OBで今でも強い影響力を持っている評論家、さらには、実際に馬を持っている馬主まで。すべての人達と深く関わり合い、そのネットワークから、他では得られない極秘の情報も入手することができています。
例え、ほぼ確かであろうと思える情報でも、鵜呑みにはしません。当該レースを、血統から展開、スピード、条件別過去実績、対戦成績などで分析し、結果を導き出します。こうした研究成果に照らし合わす作業をした上で出した結論に、入手した情報を加味し、より精度の高い情報を弾き出しています。入手した情報を、そのまま提供しているわけではありません。
競馬には、様々な人達が関わっています。調教師、騎手などの現場スタッフから、馬主、生産牧場、競馬情報会社まで多種多様。それらすべてが、何らかの形で“勝利”にこだわるポジションにいます。馬主、調教師、騎手は実際にレースに勝つため、生産牧場は勝つことで生産馬の価値を高め、また競馬情報会社は、レースを的中させるというように、それぞれの立場から勝つことを目指しています。当然、それら競馬のプロは、専門職特有の情報をそれぞれが持っています。あらゆる関係筋に情報網を持っている当所には、その多くの情報が集まってきます。これらの情報を分析し、当所独自の方法で結論づけた情報と比較し、最終結論を出す。あらゆる角度から徹底的に情報クオリティを上げています。
的中率は購入レース中、何レース的中したか？を計る率。これが高いというのは、単に多く的中させているだけでなく、“当たるレースを選別できている”ということになります。これが重要。最終的に出した結論が、本当に的中するか？を見定める能力があるかどうか？を判断します。
一番重要なポイントで、いくら買っていくらリターンがあったか？の率。単に当てるだけなら、全通り買えば必ず当たりますが、それでは確実に損。利益率を上げるには、確かな結論に基づき、どのレースをどの買目で買うか？を判断しなければなりません。回収率を最重視して分析しています。
一開催、最終的に及第点の回収率であったとしても、それが“最終週の大型的中でやっと帳尻を合わせ”逆に“序盤で穴的中した後は外れっぱなし”では、精神的な部分で常に不安がつきまとうようになってしまいます。大切なのは、コンスタントに的中させていくこと。当所は、この的中バランスにも重きを置いています。
